フラメンコの伴奏の仕事としてCante(フラメンコの唄)をしている。
仕事としてやっていこうと決めたのは、フラメンコで最も大切なのはコンパスなんだと思ったからだ。
仕事としてやっていかないと、シビアな状況に身を置かないと、自分には理解できないまま終わってしまうと。
おかげさまで得体の知れないフラメンコを少し理解できたと思うし、コンパス感も少しついたと思う。
Losadas ー Pa Llorar De Momento 全曲聞けるんだ^^
コンパスについてもう少し突っ込んで言うと、フラメンコは一曲のその時々で主になる人がコンパスを作り出せるところに面白さがある。
コンパスは刻み方ではなく作り出して共有するものなんだとある時わかった。
共有するためには大切な拍の前の動きが必要で、それこそが拘るところであり、表現とは それ である。
ギターが作り出す最初のメロディが曲に対する一つの方向性を決めそれを共有する。
唄がエネルギーの強弱を表現し、踊りが色付けして一つの景色を作り出す。
そこに欠かせないのがコンパスとなる。
筆を振る時の強さや方向、どんな色を重ねていくか、色をつけない空間を作り出したり、そして曲が終わった時にその絵が見えた時の感動。
コンパスを共有するからこそこういったことを実現できる。
こんな感じの考えを巡らせながら伴奏の仕事を続けてきたが、一旦立ち止まって、
Canteのコンパス感を出すために大切な歌唱法を具体化するための実験を記事にしていこうと思う。
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